イグアナのはなし
そう、これは、あたしがあのイグアナに遭遇しちゃったときのハナシ。
以前住んでいたマンションの
ベランダに干してあった布団を取り込んでいるときだった。
なぜかどこからか視線を感じた
どこだろう?
あっちこっち見渡した。
ここは、マンションの1階、そしてベランダの前は駐車場になっている。
ここのベランダの前にちょうどあたしの車が置いてある。
そのあたりからのようだあの視線は・・・。
もう一度今度は車のあたりに目をやった。すると
げっ!恐竜だ・・。(たしかにそのときはそう思った)しかも色はみどり。
あたしの車のタイヤのそばで体を横たえてこっちをじ〜〜っと見ている。
しかもそのかっこうときたら
日曜日におとうさんが横になってテレビでもみているような格好だ・・・(笑)
寝そべって、 ひじを付いてその上に顔でも乗せている・・に近いもんがある。
なんだろう、この生き物は・・。
もしかしたらイグアナ?
だけど、なんていったって本物のイグアナを見たことがない。
イグアナってどんなやつだっけ?
でも、思い出すのは昔タモリがTVで真似ていた イゲアナしかない。
まあ、いいや
とにかくそのイグアナらしきもんがず〜〜っとあたしから視線をそらさずに
こっちを見ている。
こっちだって見てないあいだにいなくなったら不安だ。
次どこに現れるか怖い😱
・・・で双方のにらみ合いになった。
この絵、なにかに残さなきゃ。
ケータイもそばにない。(あったとしても、今ほどカメラ機能が良くなかった)
そ、そうだ。
ベランダから部屋に手を伸ばして
子供の画用紙とクレヨンを持ってきた。
イグアナ(?)はあいかわらず、じっとこっちを凝視したまま寝そぺっている。
イゲアナと同じみどり色のクレヨンでスケッチした。
だめだっ!これじゃ、だれが見ても
みどりのかばだ・・・。(笑)
そうだった💦絵が下手くそだった・・(致命的レベル)
これは、ちょっと人に見せられない。
なぜなら、これ出したらイグアナの説明をする前にまず
この絵が みどりのかばでないことの説明からしなければならないだろう(爆笑)
ならば、この絵は描かなかったことにしょう・・・。ポイッ(/•・)/~ー
この時間にいそうなともだちに電話した。
(こんなめずらしいもん見せてあげるっきゃないでしょ?)
しかし、案の定、だあれもいない。(*´Д`*)
おまけにそろそろ帰ってくるはずのこどもたちも帰ってこない💦
あ〜!誰かと共有したい、この状況!
そうやってるうちにイグアナがゆっくり立ち上がった(?)
そしてゆっくりと歩きだした。
イグアナが、ゆっくりと歩いてくる。
歩くときの前足の付け根のあたりの動きとかがまさに恐竜そのものだ。
(°ロ°) ヒョオオオ!
イゲアナはあたしの正面5mくらい先にいる。これは・・・。
今思えば映画 ダイナソーの世界だ、(・…・)ノ ドッヒャー
ただ、ひとつちがうとこと言えば
恐竜より あたしの方がはるかに大きいってことだろうか・・?(プッ笑)
恐竜がだんだん近づいてくる
このままだと、ぶつかる・・・。
あたしが横にどいた。
けっきょく 恐竜は進路を変えることなく あたしをよけさせて
駐車場横の草むらに入って行った。
そして、草むらの中で静かにうずくまった。
ところで、いったいこのイグアナ どっから来たんだ?
そこで、あたしはこの付近の聞き込み調査に入った。
(きゃあ。刑事もんのドラマみたい・・)
まず、同じマンションであちこち聞いてみた。
そこで、有力な情報をゲットした。
どうやら3階に住んでいる独身男性がイグアナを部屋で飼ってるらしい。
しかも、そのイグアナは前にもベランダをつたってとなりのベランダに入り込んだらしい。
(となりの奥さん情報)
なんだ・・前科があるのか・・・。やつは
夜 その飼い主さんが帰ってきた頃に訪ねて行って
イグアナの居場所を知らせた。
「帰ってきたらいないんでびっくりしました」
その人は草むらから大事そうにイグアナを抱き上げた。
おとなしいって言うんで背中を触らせてもらった。
なんか、ザラザラしてて不思議な感触だった。
「 他にもなんか飼ってるんですか?」
「ええ。爬虫類をちょっと・・・」(げっ!他にもまだいるのか・・)
へびとかとかげとか…?(それはめっちゃ苦手だわ)
その人はお礼を言ってイグアナを両手にかかえて帰って行った(;--)=3 フゥ
そのうしろ姿をみたら
イグアナは、肩にあごをのせて ずっと
こっちを見ていた。(ちょっとカワイイ💕)
いやいや・・もうぜったい部屋から出てくるな!
あれ、ちょっとまてよ・・・まだ他にも爬虫類がいるって言ってたわ
おにいさ〜〜ん!
あたし、へびは・・・いいからヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
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