みるくのこれから

みるくのことを心配してくださっているみなさん。
ほんとにいつもいつもありがとうございます。


年末30日に「日本動物高度医療センター」へ行って
医師ともよく話をしてきました。


結果、みるくの手術はしないことにしました。


その前にもかかりつけの病院の先生ともいろいろ話をして
(高度医療とかかりつけ医で検査結果を共有しているので)


副腎は周りを血管が覆うように走っていて、手術はその血管を
剥がしながら切除するので難易度が高くて20%の確率で手術中に
亡くなる子もいると言われていて


特に、二つある副腎のうち右側にある副腎は左側の副腎より多くの
大きな血管に覆われているため、さらにリスクが高くなるそうです。
みるくの腫瘤はその右側にあります。
なので、副腎の手術はやめておこう。
だけど、取るのであれば肝臓と脾臓だけを・・。
と言う話はしていました。


元々かかりつけの病院でのアニマルドッグで
肝臓に腫瘍があるようだと言われたのが始めで
そのあと高度医療に紹介状を書いてくれて精密検査をしたら
肝臓の裏側にある副腎に腫瘤があると診断されて。


肝臓腫瘍と聞いていたけど実は
副腎腫瘤だったんだ。
と思っていたら、結局肝臓腫瘍の他、副腎腫瘤もあった。


さらに以前から脾臓が少し大きいからと
経過観察をしていたけど、それもやっぱり少し大きい。


高度医療センターの医師は
手術のメリットとリスクを
わかりやすく説明してくれた。


取るなら肝臓と副腎と脾臓を同時に取ると。


仮に副腎を残して肝臓と脾臓を取るとしたら。
と聞いたら、お腹の中に2つの爆弾があって
1つだけ取って1つを残すのはあまりメリットがないと。
なあんだ、お腹の中からそんなに臓器を取っちゃったらスカスカで
カラカラ音がしそうじゃん(ノ_<)


みるくが7歳の時、ひざの前十字靭帯を損傷した時に
ここの病院で手術をしている。
そのおかげで今もフツーに走れる。


手術に関してここなら設備も技術も症例もたくさんあって
たぶん手術も成功するのかもしれない。


だけど、高齢のみるくがそのあと回復するのに
どれだけ時間がかかるんだろう。
回復しないうちに体力が落ちて弱っていかないという保証もない。


今こんな元気なみるくを手術台に送り出す勇気は 
あたしにはやっぱり無い。
もし今みるくの状態が悪かったら、その時は
リスクを覚悟で手術に踏み切ったかもしれないけど。


そんなあたしに 高度医療の先生が言った。
この子のために何かをしてあげないと
って思いがちだけど、手術をしないという
こともいい選択だと思いますよ。
検査の結果は正常値ではないけど
だからと言ってものすごく高すぎる数値でもない。


肝臓の腫瘍も、病理検査の結果は良性だったし
もっと腫瘍が大きくても元気な子もいる。
今みるくがこれだけ元気でなんの症状もないのだから
無理に手術を選ぶこともないのでは。とも言った。


本当に親身になって一緒に考えてくれて感謝している。
おかげで納得して答えを出すことができた。
家族とも何度か話し合ったが家族の一番の望みは
みるくが一日でも長く元気で普通の生活を送れることだった。


今後はかかりつけ医のところで経過観察をしながら
投薬とかの内科的治療をしていく。


手術のリスクは無くなったけど
みるくがいつどうなるかわからないというリスクを
抱えている覚悟は持ちながら
くよくよ先のことを心配するより
毎日をみるくと楽しく過ごそうと思います。


さんざん悩んだけど今はすっきりとした気持ちでいます。
長くなりましたが
これからもみるくをあたたかく
見守っていただけたらうれしいです(^O^)

みるく❣️
お散歩行こっか